容疑者 室井慎次
んー・・・
この後はネタバレるかもしれんので、わけとく。
Narinari.comなんかでも書かれてたけど、あのセットの適当さはいったいなんなのかね?
めざましテレビで「新宿の街をそのまま再現!」とか軽部がのたまっておったが、まったく再現されてないんですけど。てゆか、新宿にイトーヨーカドー無いし。警察署の外観も中身も、ありえない見た目だわおまけにちゃちいわ。
話も、ぜんぜん盛り上がらない話だし。もっと哀川翔の熱い捜査とか、弁護士同士のバトルとかあると思ってたのに全くなし。オチもエェェェな感じだし。
これなら、逆転裁判の方が数百倍スリリングで面白いっすよ。
見た目のちゃちさとかオーバーな演技だとかを観るにつけ、これは舞台を映画にしたような感じを狙って作ったのかな、という気がしてきた。三谷幸喜が作るようなやつ。
でも三谷幸喜の映画は舞台が元になっているからこそ細部に気を遣って作られていたし、演技も自然だった。じゃないと、観てて感情移入できないんだよね。
今回の「容疑者 室井慎次」はすべてにおいてリアリティが無さすぎて、ちょっとシリーズ全体から見ても浮いてる印象。
警察の内情をリアルに描くのが売りのシリーズだったはずなのに、制作側がどうも勘違いしてるっぽい。
ま、次の映画(あるのか知らんけど)に期待ですかね。佐野史郎とか大杉連とかまったく活躍してないので、次回はぜひ、この辺をフィーチャーしていただきたい。
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